素人内閣に外交は無理だった

日本さしあげます。

国内問題はトライ&エラーも許されるだろう。
しかし、外交に関しては1つのエラーが国家の致命傷となりかねない。
未熟だから、初めての政権交代だから、と許してはくれない。
それでもまだ「友愛」で外交を乗り切れると考えているなら
日本国民は、戦後あたりまえに得てきた安全で平和な暮らしを手放すことになるかもしれない。

鳩山外交「同盟むしばむ」=普天間見直し、東アジア共同体批判−元米高官
22日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は元国家安全保障会議NSC)不拡散戦略部長のキャロリン・レディ氏の「広がる日米安保の亀裂」と題する論文を掲載、この中で同氏は、普天間飛行場移設問題などを挙げ、鳩山政権の外交・安保政策は「東アジアの安全保障の礎石である日米同盟をむしばむ恐れがある」と警告した。
 同氏は、米軍の抑止力低下につながる同飛行場の国外移設を鳩山由紀夫首相はあきらめていないと指摘。首相が東アジア共同体構想と「戯れている」ことや、岡田克也外相が核先制不使用に関する対米協議に言及したことにも触れ、こうした姿勢では中国の軍拡や北朝鮮の核問題には対応できないなどと批判した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000029-jij-int

民主政権誕生前から言われていることだけど
「外交」「安全保障」がこの政権の命取りになるというのはやはり的中のようですね。
東アジア共同体構想と「戯れている」とは言い得て妙。
民主党が空気を読まずにここまでアメリカを苛立たせているにも関わらず
なお普天間基地の県外移設にこだわるのにはわけがある。
これこそ、選挙前から企んでいる”民主党マニフェスト”の「沖縄ビジョン」のため。
民主党のオフィシャルサイトにもはっきり書かれているように
米軍を沖縄から追い出し、県民には中国語を喋らせ「マルチリンガル化」させる。
ここに書かれている「一国二制度」というのはすなわち主権の放棄であり、日本から中国に沖縄を謙譲するという意味合いに近い。
どこに自国の領土を他国に「植民地化」させる政権があるだろうか。
ここへきて、さすがに国内のマスコミが騒ぎ始めているためか岡田外相が今日になって「県外移設はありえない」と言って火消しに躍起。
しかし瑞穂ちゃんが「県外移設をあきらめると早々に言って欲しくない」と消えかけた火に燃料投下w
ほんと期待を裏切らないなぁ・・・。
って言ってる場合じゃないけどさ。
もうひとつの民主党が絶対やりたい裏マニフェストの「外国人参政権」はいつ出してくるのかな。