Negotiator

Angry?

「人間は感情の動物」と言われるけど
感情の起伏の激しさは人それぞれ。
自分の場合ほとんど感情が顔に出ないタイプで
ポーカーフェイスには自信があるんだけど
逆に「何考えてるかわからない」と言われることもある。
まあ、何も考えてないこともなくもなくもないんだけどww
ハーバード大学の交渉プログラムの研究者が交渉時に自分の感情をコントロールして
有利に事を運ぶ術を教えてくれています。

怒りの感情をコントロールする法
相手が挑発的な態度をとったときにはつい感情的になりがちだ。議論がヒートアップしてきたとき、互いに冷静さを保つためには、どんな態度をとればよいのだろうか。
強い感情のプレッシャーがあるなかで交渉することは、ネゴシエーターにとって最も厳しい挑戦の1つかもしれない。誰かに不快なことを言われたら、言い返したくなるはずだ。
激しい感情――悔しさ、怒り、失望、不安、恥ずかしさなど――に襲われると、気をしずめて交渉を続けることなど不可能ではないかと思えるときがある。
http://president.jp.reuters.com/article/2009/11/27/E71DD710-CF72-11DE-B57C-C7113F99CD51.php

実は自分から感情的になることは全くと言っていいほどないんだけど
他人から感情をぶつけられることは時々ある。
例えば今日も電話で喋っていたんだけど、相手が議論に徐々に熱くなっていた。
電話は顔が見えない分、表情を相手に伝えることができないから
こちらのエクスキューズが伝わりにくい。
電話口では申し訳なさそうな顔や困った表情で喋っているのに相手にはそれが伝わらない。
そうすると、相手が感情をセーブするタイミングを逃してしまう。
営業をやっていた経験から学んだことは
電話で相手が感情的になりそうだと思ったら
会話の間をうまく使うこと。
間というのは表情と同じ効果を表してくれる。
困った表情や申し訳ない表情を間で表す。
相手を落ち着かせる間を取ることが大切だと思うわけです。
しかし、間というのは実に微妙なもので
詰め過ぎてもあけ過ぎてもいけない。
絶妙な間は自分自身で修得しなければいけないというのが
難しいところだけど。