マン・オブ・スティール

新生スーパーマン!

いわゆる「スーパーマン・ビギンズ」です。
スーパーマンがなぜ故郷のクリプトン星から遠い地球までやってきたか?
出生の秘密は?なども描かれています。
クリストファー・リーブ主演の「スーパーマン」は子供のころ、よくテレビの洋画劇場で見て
見終わった後は、なんだか自分にも超人的な力があるんじゃないか?
と錯覚したものですが。
(友達の弟は赤いバスタオルを首に巻いてマンションの屋上から飛ぼうとしてましたww)
自分も含めてクリストファー・リーブのスーパーマンがDNAに深く刻まれている年代はこの映画はビギンズといいつつも、全く違う物語のように思えました。
なので、いちいち「あれ?これは違うでしょ」とか「あれ?あの悪役は」とツッコミを入れたくなることがしばしば。
途中から、頭を切り替えて見たので楽しめましたが。
スーパーマンは直訳すると「超人」。
人間を超えた存在なわけですが、それは宗教の世界では「神」を表しています。
スーパーマン=神
であって、人間社会を救うために存在しているのです。
実際、原作はユダヤ教の影響を色濃く反映しているという指摘をする人もいます。
ただし、今回のスーパーマンは人間社会の文明を結構破壊していましたww
同じクリプトン星人のゾッド将軍とのバトルシーンは圧巻。
いや、あれはやり過ぎでしょ。
つか、「お前らよそ行ってやってくれ!」と心の中でつぶやいていました(笑)。
あれだけ派手に街を破壊しまくったら、だいぶ一般人死んでるでしょ(´・ω・`)
あと、アメコミヒーローものの映画が好きな自分としては
一番の見どころは「ヒーローがヒーローであるがゆえの孤独」。
今回の作品もそこは結構重要なテーマとして描かれていました。
・・・が、世間に正体をバラしてはいけない!という頑なな感じは少なかったように思います。
旧作のスーパーマンシリーズはそこは守ってましたけどね。今回は結構あっさり正体明かしてたりしてました。
良く言えば、超人から人間に一歩近づいたスーパーマンという感じでした。
余談ですが、Wikiで「スーパーマンの呪い」というのがあったので見てみたら、結構すごいことになってました。
今回の作品では呪われないといいですが。
スーパーマンの呪い - Wikipedia