スゴイけど食べたくない

バニラアイス・・・(汗)

ポイントは「草食動物」のモノという点か・・・。
本物のバニラビーンズよりもコストは半分。
200度で60分も加熱したら元の面影はなく、全く違うものに化学変化していると頭ではわかっていても
・・・やっぱり食用にはして欲しくない。

イグ・ノーベル賞:化学賞に邦人女性 排泄物からバニラ香
人を笑わせ、考えさせて科学への興味を誘う研究などに毎年贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を日本人研究者の山本麻由さん(26)が受賞し、ハーバード大学で4日授賞式が行われた。日本人の同賞受賞は12件目。ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究が対象。山本さんは「受賞は廃棄物の活用法を知ってもらえるよい機会。ただ、この方法で抽出したバニリンは食物には向かないかも」と語った。

 山本さんは国立国際医療センター研究所の研究員だった04年に今回受賞した抽出方法を開発した。牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱すると、1グラムあたり約50マイクログラム(マイクロは100万分の1)のバニリンが抽出できた。

 バニリンは樹木などの木質成分「リグニン」から生成するため、馬や山羊などの草食動物の排泄物も利用可能だという。抽出コストはバニラ豆を原材料にする方法に比べ「およそ半分」(山本さん)。シャンプーやロウソクの芳香添加物などの応用が考えられる。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071005k0000e040025000c.html