横綱の品格

横綱の品格。

ついに、朝青龍が引退しましたね。
横綱がこんなに不名誉な辞め方をしなければならないというのは
日本人としては本当に残念なことです。
相撲というのは、その昔は「神事」でありました。
土俵は神聖なものであり
塩を撒いて清めたり、四股を踏んで邪悪なものを踏み鎮めたりするわけです。
大相撲は単なるスポーツ、格闘技ではなく
神事という歴史や日本の国技としての品格を併せ持っています。
その大相撲の世界の最高位の横綱には降格という制度はなく
それにふさわしい振る舞いや戦績を暗に要求されるのです。
だからこそ横綱は昔から日本人に愛され、尊敬されてきたわけです。
朝青龍はそういった意味では横綱に本当にふさわしかったのだろうか?と思います。
そして朝青龍自身にも問題はあったかもしれないけれど
横綱の称号を与えてしまった横審の判断基準も甘かったんだろうと思います。
今後は成績だけではなく、人柄や振る舞いに関しても厳格にチェックして欲しいなぁと思う次第です。

朝青龍、突然の引退劇…「解雇」と迫られ観念
大相撲の横綱朝青龍(29=高砂部屋、本名・ドルゴルスレン・ダグワドルジ)が4日、1月の初場所中に起こした知人男性への暴行騒ぎの責任を取って引退することを決断。同日、日本相撲協会に引退届を提出した。東京・両国国技館で行われた定例の理事会に召喚されて事情聴取を受けた朝青龍だが、実質的には外部役員らの強硬意見に屈する形で引退に追い込まれた。
数々のトラブルを起こしてきた問題横綱がついに引退に追い込まれた。午後3時5分。理事会が行われている会議室から出てきた朝青龍は、群がる報道陣から「解雇ですか?」と問われると足を止め、10日ぶりに口を開いた。
「引退します。いろいろお世話になり、世間をお騒がせしました」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000035-spn-spo

では、今となっては懐かしのCMをご覧いただきましょう。